はじめてのコンクールで成長したよ!
今年初めて、コンクールに参加した5名の生徒さんたちは、長く教室には通ってくれていますが、これまではゆっくりマイペースな取り組み方でした。家での練習量も少なめ~という(笑)

中には、曲がなかなか進まず、去年の夏は、もうピアノをやめようかと迷ってた子もいます。
2.3回短い曲を練習するのも「しんどい~」と言っていた子も。
30分のレッスン中まともに座って集中できない子も。
メンタル弱くて上手くいかないと泣いちゃったりする子も。
そんなタイプが、今回コンクールに出る!と言い出しました。
きっかけは、去年の発表会で、コンクールに出ていた子の演奏に感化されて、私も頑張る!と決意した子もいます。また、アニメの「ピアノの森」を見て私も主人公のカイ君のようにコンクールに出たい!という子もいました。
皆はじめは、戸惑っていましたが、だんだん集中して何回も練習できるようになり。姿勢もしゃきっとして、取り組み方がどんどん変わっていきました。
本番前にサロンを借りて、ホールレッスンした時には、皆無駄話もせずシャキーンと背中を伸ばして、他のお友達の演奏を聴いていました。
そして、5人全員が予選通過。この頃には皆30分の練習も集中し何度も何度も練習することも当たり前になっていましたし、メンタルも強く皆、大きなホールで堂々と演奏できました。凄い!
コンクールが終わって、自信が付いたのか、難しい教本に挑戦したり、音楽会のピアノ弾きたいと言ったり、皆が前向きな思考に変わっていきました。集中して練習できるようになったので教本が進むペースも早くなり、力も付きました。
目的をもってそれに向かって挑戦することで、皆たくさんの事を得ました。
コンクールの練習を通じて、「学び方」を知るのでピアノ以外でも影響は出てくると思います。
目標がなにも無い場合、やっぱり曲もなかなかうまくならないし、それではだんだん練習も熱心には出来なくなってきます。やはり目標を持ち、努力すると上手くなるし、コンクールに出るまでは色々大変なこともあるけれど、それを乗り越え、舞台で演奏できた時の達成感、成功体験が大きくモチベーションに影響します。発表会やコンクールに出るということの必要性はそこにあります。
レッスンマンネリ化している子には、コンクールの活用をお勧めします。